こんにちは!
”福岡初”の完全個室通い放題パーソナルジム
CHRONICLE-japan(クロニクルジャパン)黒崎店トレーナーの中村です!
今回は、コーレス骨折(橈骨遠位端骨折)ついて述べていきたいと思います。
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コーレス骨折(橈骨遠位端骨折)とは
遠位端骨折は、前腕の2本の骨のうちの橈骨が手首のところ(遠位端)で折れる骨折です。転倒して手をついた際に発生する骨折で、頻度の高い疾患です。特に骨粗鬆症のある高齢者に多発します。若い人でも高い所から転落して手をついたときや、交通事故などで強い外力が加わると起きます。子供では橈骨の手首側の成長軟骨板のところで骨折が起きます。
症状
手首の関節部の強い痛み、腫脹、関節可動域の制限が起こります。転位がある場合には変形も伴います。変形は、手関節を含んで手が背側に転位し、フォークのように変形するタイプが多いです。また、近位の主骨片で、正中神経を直接圧迫したり損傷したり、腫脹に伴う手根管症候群により正中神経麻痺を合併することがあります。
治療
骨折にほとんど転位のない場合は、ギプス固定を約4〜6週間行います。 骨折に転位のある場合では、徒手整復します。徒手整復で整復位が得られ、安定していれば、ギブス固定を行います。約4~6週間固定を行います。
徒手整復しても良い整復位が得られないものや、すぐにまたずれてしまうような場合、また、関節内に骨折が及んでずれているものなどは、全身麻酔での手術が必要となります。手術で正確に骨片を整復し、プレートやスクリューなどを使ってしっかり固定します。
徒手整復しても良い整復位が得られないものや、すぐにまたずれてしまうような場合、また、関節内に骨折が及んでずれているものなどは、全身麻酔での手術が必要となります。手術で正確に骨片を整復し、プレートやスクリューなどを使ってしっかり固定します。
最後に
骨折してすぐに整復されず著しい変形などを残した場合は、将来、機能障害や痛みなどを生じる可能性が大きいです。場合によっては矯正手術が必要となります。なるべく早期の正しい整復保持が重要です。また、骨折後、適切なリハビリを行わず、手指の関節の拘縮を起こす症例も少なくなく、リハビリが重要となります。まれに、転位がほぼないような場合で、長母指伸筋腱の断裂を生じる場合があります。
単純な骨折の手術であれば、一般整形外科医で手術を行っていますが、関節内に骨折が至っている場合などでは、十分な経験を有する手外科専門医がいる施設での手術が勧められます。
単純な骨折の手術であれば、一般整形外科医で手術を行っていますが、関節内に骨折が至っている場合などでは、十分な経験を有する手外科専門医がいる施設での手術が勧められます。