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機能解剖学 ~上肢編④~

機能解剖学 ~上肢編④~

こんにちは!

”福岡初”の完全個室通い放題パーソナルジム

CHRONICLE-japan(クロニクルジャパン)天神店トレーナーの田中です!

今回も、上肢の解剖学を解説していきます。(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)

随時、初回体験とパーソナルトレーニングの受付しております。
↓HPよりお問合せください↓

https://chronicle-japan.jp

棘上筋について

●起始
肩甲骨の棘上窩

●停止
上腕骨の大結節

●作用
上腕の外転

●棘上筋は、肩関節の外転(始動時~30°外転時)で水平部まで作用し、それ以上は前鋸筋や僧帽筋の働きが必要となります。
ローテーターカフ(回旋筋腱板)といい、上腕骨の動きを制御する筋になります。
その中で最も傷害が起きやすい筋で、肩峰下を走行し、外転制限が起きると、
肩峰下滑液包を挟むような形になり、肩峰下インピンジメントの原因になります。
外転時に疼痛がある方は、筋の状態を確認しましょう。(フルカンテスト/エンプティーカンテスト)

棘下筋いついて

●起始
肩甲骨の棘下窩

●停止
上腕骨の大結節

●作用
上腕の外旋

●棘下筋は上腕の外旋の作用を持つため、内旋作用を持つ肩甲下筋と拮抗しています。
そこで筋のインバランス(不均等)が起きると腱板損傷に繋がります。
インナーの部分ですが、棘下窩に付着する筋ですので、触診もできます。
上腕の動きに関わる重要な筋になりますので、しっかりと覚えておきましょう。

小円筋について

●起始
肩甲骨の外側縁

●停止
上腕骨の大結節

●作用
上腕の外旋、上腕の弱い内転

●小円筋は、棘下筋と共に外旋の作用をもっています。
起始部が違うことで同じ停止部ですが、作用が少し異なります。
肩甲骨の外側縁から位置しており、脇を閉じるような内転作用も併せ持つ筋になります。
同じ外旋作用でも脇を閉じているのか、開いているのかで優位性は変化します。
評価する際は細部にも気を付けて観察するようにしましょう。

肩甲下筋について

●起始
肩甲骨の肩甲下窩

●停止
上腕骨の小結節

●作用
上腕の内旋

●肩甲下筋は、ローテーターカフの中で唯一、肩甲骨の内面に起始を持ち停止部も違います。
よって作用は上腕の内旋を持ち、肩甲骨に対して上腕の安定を保ちます。
評価の仕方は、リフトオフやベアハグ、ベアプレスといった整形外科的テストで
可動域や出力の検査を行うことができます。
肩甲骨の前傾が強い方は特にこの筋の評価をおこなってください。

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