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知らないと危険?血圧と筋トレの深い関係

知らないと危険?血圧と筋トレの深い関係

こんにちは!

”福岡発”完全個室通い放題パーソナルジムCHRONICLE-JAPAN(クロニクルジャパン)難波・心斎橋店の普久原琳です。

筋力トレーニングを行うと血圧が上がるという話を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。健康診断などで血圧を気にしている方の中には、「筋トレは身体に悪いのではないか」「高血圧だとトレーニングは危険なのではないか」と不安に感じる方もいるかもしれません。

しかし実際には、トレーニング中に血圧が上昇することは身体にとって自然な反応です。筋肉が大きな力を発揮するためには大量の酸素や栄養素が必要となり、それらを運ぶために心臓や血管が活発に働く必要があります。その結果として血圧は一時的に上昇します。

一方で、血圧について正しく理解していないと、トレーニング中の体調不良やパフォーマンス低下につながることもあります。また、高血圧や生活習慣の乱れを抱えたまま無理なトレーニングを続けることで、身体へ過度な負担を与えてしまう可能性もあります。

今回は血圧の基本的な仕組みから、トレーニング中に起きている身体の変化、パフォーマンスとの関係まで詳しく解説していきます。

1. 血圧とは身体の循環状態を表す指標

血圧とは、心臓から送り出された血液が血管の壁を押す力のことを指します。私たちが生きていくためには、全身の細胞へ酸素や栄養素を届け続けなければなりません。その役割を担っているのが血液であり、血液を送り出しているのが心臓です。

心臓はポンプのように収縮と拡張を繰り返しながら血液を全身へ送り出しています。心臓が強く収縮した時に生じる圧力が収縮期血圧、一般的に上の血圧と呼ばれるものです。一方、心臓が次の拍動へ向けて休んでいる時の圧力が拡張期血圧、いわゆる下の血圧です。

血圧は一日中変動しています。朝起きた直後、仕事中、食事後、運動中、睡眠中など、身体の状態によって常に変化しています。そのため血圧とは単なる数字ではなく、その時の身体がどのような状態にあるのかを示す重要な指標と言えます。

血圧を決める要素としては、心臓が送り出す血液量、血管の柔軟性、そして体内の血液量が大きく関わっています。心臓が強く拍動すれば血圧は上昇し、血管が硬くなれば同じ血液量でも血圧は高くなります。また、脱水によって血液量が減少すると血圧が下がることもあります。

2. トレーニング中に血圧が上昇する理由

筋力トレーニングを行うと身体は大量のエネルギーを必要とします。そのため脳は交感神経を活性化させ、身体を活動に適した状態へ切り替えます。

交感神経が優位になると心拍数が上昇し、心臓の拍出量も増加します。これは筋肉へより多くの酸素と栄養を送り届けるための反応です。その結果として血圧も上昇します。

さらに筋力トレーニング特有の現象として、筋肉による血管の圧迫があります。例えば重いスクワットを行う際、大腿四頭筋や臀筋群は強く収縮します。筋肉が強く収縮すると周囲の血管が圧迫され、一時的に血液が流れにくくなります。

すると心臓は必要な血液を送り続けるためにさらに強い力で拍動しなければなりません。その結果、血圧は大きく上昇します。

有酸素運動でも血圧は上がりますが、筋力トレーニングほど急激ではありません。有酸素運動では筋肉の収縮と弛緩が繰り返されるため血流が維持されやすいからです。一方、高重量トレーニングでは筋肉の緊張時間が長く、血管への圧迫も強いため血圧が大きく変動するのです。

3. バルサルバ法と血圧の関係

高重量トレーニングを行う際にはバルサルバ法という呼吸法が用いられることがあります。これは息を吸った状態で呼吸を止め、腹圧を高めながら力を発揮する方法です。

スクワットやデッドリフトなどでは、体幹を安定させるために非常に有効なテクニックとされています。腹圧が高まることで脊柱の安定性が向上し、より大きな力を安全に発揮できるようになります。

しかしその反面、胸腔内圧や腹腔内圧が高まることで血圧も大きく変動します。血液が心臓へ戻りにくくなったり、血管内圧が上昇したりするため、一時的に非常に高い血圧が記録されることもあります。

健康な人であれば大きな問題になることは少ないですが、高血圧や循環器系疾患を抱えている場合は注意が必要です。

呼吸を完全に止め続けるのではなく、適切なタイミングで息を吐くことも安全なトレーニングを行う上で重要なポイントになります。

4. 血圧とパフォーマンスの深い関係

血圧は健康指標としてだけではなく、トレーニングパフォーマンスにも大きく関わっています。

筋肉が力を発揮するためには酸素や栄養素が必要です。それらは全て血液によって運ばれています。そのため適切な血圧が維持されていなければ、筋肉へ十分な血液を届けることができません。

特に減量中の選手やダイエット中の方は注意が必要です。食事制限によって塩分摂取量が極端に減少したり、大量の発汗によって水分が不足したりすると血液量が低下します。

血液量が低下すると血圧を維持しにくくなります。その結果として筋肉への血流も低下し、トレーニング中の集中力や筋力発揮能力が落ちてしまいます。

トレーニング中に力が入らない、パンプ感が得られない、すぐに疲れるといった症状の背景には血圧や循環機能の問題が隠れている場合もあります。

最近ではトレーニング前に適量の塩分と水分を摂取することで、血液量を維持しパフォーマンス向上を狙う選手も増えています。ナトリウムには体内へ水分を保持する働きがあるため、適切な摂取は筋肉への血流維持にも役立ちます。

5. トレーニングは長期的に血圧を改善する

トレーニング中は血圧が上昇しますが、長期的に見ると運動習慣は血圧改善に役立つことが分かっています。

運動を継続することで血管の柔軟性が向上し、血管内皮機能も改善します。また心臓自体の機能も高まり、少ない拍動数で効率良く血液を送り出せるようになります。

結果として安静時血圧が低下しやすくなり、高血圧予防にもつながります。

特に有酸素運動には血圧改善効果が高いことが知られていますが、筋力トレーニングも適切に行えば十分な効果が期待できます。

重要なのは、トレーニング中に一時的に血圧が上昇することと、日常的に血圧が高い状態であることを混同しないことです。

運動による血圧上昇は身体が正常に働いている証拠であり、長期的にはむしろ循環器系を強くしてくれる可能性があります。

6.まとめ

血圧とは単なる健康診断の数値ではなく、身体がどれだけ効率良く血液を循環させているかを示す重要な指標です。

筋力トレーニング中には筋肉への血流を確保するために血圧が上昇します。これは身体にとって正常な反応であり、筋肉が十分なパフォーマンスを発揮するために必要な仕組みです。

また血圧はパフォーマンスにも深く関係しており、水分不足や塩分不足による血液量の低下は筋力発揮や集中力の低下につながる可能性があります。

さらにトレーニングを継続することで血管や心臓の機能が改善し、長期的には血圧のコントロール能力向上も期待できます。

筋肉だけではなく、血液、血管、心臓まで含めて身体全体を鍛えることが本当の意味でのトレーニングです。血圧の仕組みを理解し、安全かつ効果的な運動習慣を身につけていきましょう。

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