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トレーニーに陥りやすい体のだるさの原因

トレーニーに陥りやすい体のだるさの原因

こんにちは!

”福岡発”完全個室通い放題パーソナルジムCHRONICLE-JAPAN(クロニクルジャパン)難波・心斎橋店のりん肉マンこと普久原琳です。

トレーニーのみなさん、最近トレーニングを頑張っているみなさん体のだるさが長期的に続いている、筋肉痛が治らないなどといった症状はございませんか?もしかするとクレアチンキナーゼという体内の酵素が大量発生していることが原因かもしれません!

クレアチンキナーゼという酵素について深掘りし原因や対処法をまとめたのでぜひご覧ください!

1.クレアチンキナーゼ(CK)とは

 クレアチンキナーゼ(CK)とは、体内でエネルギー代謝に関与する重要な酵素です。クレアチンキナーゼは生体内の酵素の一種で、クレアチンリン酸とアデノシン二リン酸(ADP)からクレアチンとアデノシン三リン酸(ATP)を生成する反応速度を手助けしてくれる働きがありす。主に筋肉の収縮の際にエネルギー代謝に関与し、筋肉や脳の細胞で見られ、短時間のエネルギー供給が必要な時に役立ちます。

一般的な方のクレアチンキナーゼの数値としては男性が59-248、女性が41-153となっています。

働きとしては、クレアチンリン酸は筋肉でのエネルギー貯蔵分子として働き、運動中や活動中にATP(アデノシン三リン酸)が消費されるとクレアチンキナーゼがクレアチンリン酸から転移をしATPを合成します。

この反応は短時間で強力なエネルギーが必要な場面(瞬発的なエネルギー)で重要になります。

2.CKの数値が高くなる原因

クレアチンキナーゼの分布

CK-MM:骨格筋や心筋に多い
CK-MB:心筋に特異的に多い(心筋梗塞の診断に使用される)
CK-BB:脳や平滑筋に多い

筋肉の損傷や疾患

・激しい運動
筋繊維が一時的に損傷しCK値が上昇することがあります。(通常一過性)

・筋ジストロフィー
筋肉の慢性的な損傷により、CK-MMが持続的に上昇。

・横紋筋融解症
細胞の壊死により、大量のCKが血中に放出されます。(重篤の場合は腎障害を伴います)

・外傷
打撲や骨折、圧迫による筋損傷

心臓の問題

・心筋梗塞
心臓細胞が破壊されることで、特にCK-MBが上昇。

・心筋炎
心筋の炎症が原因でCK値が高くなることがあります。

脳や神経系の問題

・脳卒中や脳外傷
CK-BBが上昇することがありますが比較的稀です。

・痙攣やてんかん
筋肉の強張りや痙攣によるCK値の上昇。

薬剤や毒性

・スタチン(コレステロール低下薬)
横紋筋融解症のリスクがあります。

・薬物中毒
筋肉への影響を伴いCK値が上昇する場合があります。

その他の原因

・甲状腺機能低下症
筋肉代謝の低下によりCK値が上がることがあります。

・自己免疫筋炎
多発性筋炎や皮膚筋炎などがあげられます。

3.高CK値の症状と対処法

 クレアチンキナーゼの数値が高いと、筋肉痛や強張り、疲労感、だるさや浮腫みや赤みなどが症状としてあげられます。また、ミオグロビン尿や横紋筋融解症などでダークカラーの尿が出る場合があります。

対処法としては、激しい運動を避け筋肉をしっかりと休めることが大切です。一時的なCK値の上昇は数日内に自然に回復します。しっかりとした水分補給を行いましょう。筋肉の代謝物を排出するため、十分な水分補給が大切です。
また筋肉回復を促進するためタンパク質やビタミン(特にビタミンDとビタミンB群)を含む食事を摂りましょう。

日頃からハードにトレーニングされている方でも陥りやすい症状なのでいつもの感じと少し違うなと感じた場合はしっかりとした休息を取ることをお勧めします。

このような対処法でも、体のだるさや重い筋肉痛が長期的に続く場合は医療機関を受診しましょう。

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