こんにちは!
”福岡発”完全個室通い放題パーソナルジムCHRONICLE-JAPAN(クロニクルジャパン)難波・心斎橋店の普久原琳です。
筋トレを始めると「毎回限界までやらないと筋肉はつかない」「最後の1回が大事」という話を聞くことがあるでしょう。しかし、最近では毎セット限界まで追い込まなくても十分に筋肉を成長させられることが、多くの研究で示されています。その考え方を実践するために使われるのが「RIR(Reps In Reserve)」です。
RIRは、トレーニングの強度を数値化し、無駄な疲労を抑えながら効率よく筋肥大を目指すための指標です。トップアスリートやボディビルダーだけでなく、初心者にも非常に役立つ考え方なので、ぜひ覚えておきましょう。
1. RIR(Reps In Reserve)とは?

例えばベンチプレスを10回行ったあと、「あと2回ならできそう」と感じた場合、そのセットはRIR2になります。一方で、「もう1回もできない」という状態で終えた場合はRIR0です。
つまり、RIRは自分の限界までどれくらい余裕が残っていたかを表す指標です。
一般的には、RIR5であればまだかなり余裕があり、RIR3になると少しきつさを感じ始めます。RIR2からRIR1ではかなり高い強度となり、RIR0では完全に限界まで追い込んだ状態になります。
2. なぜRIRが重要なのか?

しかし現在では、限界まで行わなくても筋肥大は十分に起こることが分かっています。
筋肉は、ある一定以上の強度で刺激を受けることで成長します。そのため、毎回RIR0まで追い込まなくても、RIR1〜3程度であれば筋肥大に必要な刺激を十分に与えることができます。
むしろ毎回限界まで追い込んでしまうと、疲労が大きくなり、次のセットのパフォーマンスが低下したり、翌日の回復が遅れたりする可能性があります。また、フォームが崩れてケガのリスクが高まることも少なくありません。
そのため、多くのトレーナーや競技者はRIRを活用して、トレーニングの質を維持しながら効率よく筋肉を成長させています。
3. RIRとRPEの違い

RPEは「どれくらいきつかったか」を10段階で評価する方法です。一方、RIRは「あと何回できたか」を基準に評価します。
例えばRIR2であれば、おおよそRPE8に相当します。
初心者にとっては、「あと何回できそうだったか」を考えるRIRの方が感覚的に理解しやすく、実践しやすいでしょう。
4. 初心者はどのくらいのRIRを目安にすればいい?

スクワットやベンチプレス、デッドリフトなどの高重量を扱う種目では、RIR2〜3程度がおすすめです。フォームを維持しながら安全にトレーニングでき、十分な筋肥大効果も期待できます。
一方、アームカールやレッグエクステンション、ケーブル種目など比較的安全な種目では、RIR1〜2程度まで追い込んでも問題ありません。
種目によって強度を調整することで、効率よく筋肉を発達させることができます。
5. RIRの感覚を身につける方法

そこでおすすめなのが、普段はRIR2程度でトレーニングを行い、最後のセットだけ限界まで挑戦してみる方法です。
実際の限界を経験することで、「これがRIR0なんだ」という感覚が身につき、普段のRIRもより正確に判断できるようになります。
経験を積めば積むほど、自分のトレーニング強度をコントロールできるようになり、効率的な筋肥大につながります。
6. RIRを活用するメリット

毎回同じ強度でトレーニングできるため、疲労をコントロールしやすくなり、オーバートレーニングの予防にもつながります。
また、フォームが安定しやすくなるためケガのリスクも軽減され、長期間にわたって高品質なトレーニングを継続しやすくなります。
筋トレは一度だけ頑張ることよりも、何年も継続することが重要です。RIRは、その継続を支えてくれる非常に便利な考え方と言えるでしょう。
7.まとめ
毎回限界まで追い込むことだけが筋肥大につながるわけではありません。むしろRIR1〜3程度を維持することで、十分な刺激を与えながら疲労を抑え、継続しやすいトレーニングを行うことができます。
筋トレ初心者はもちろん、中級者や上級者にとってもRIRは非常に役立つ指標です。これから筋トレを行う際は、「あと何回できるか」を意識して、自分に合った強度でトレーニングを続けてみてください。