代謝が下がると消費するカロリーが下がり、痩せにくく太りやすい状態になります。

睡眠時には体内で様々な代謝が行われており、意外にもダイエットと睡眠は重要な関わりがあります。
睡眠時間の減少や睡眠の質の低下は、それらを妨げ、肥満の間接的な原因に繋がります。

脂肪を分解するためには酵素の働きが重要になってきます。
血流はそのための酸素や栄養を体の隅々に届ける働きを行っています。
つまりは、血流が悪くなるということは脂肪を分解する働きを遅らせてしまう状態になってしまいます。

交感神経優位となって乱れた自律神経を整えるためには、副交感神経を働かせる必要があります。

すぐに行えることと言えば、「呼吸」です。
静かなところで深呼吸を繰り返すだけでも副交感神経が働きます。

また「適度な運動」も効果的です。
運動の最中は交感神経が優位となりますが、運動後は副交感神経優位となり、心拍数や呼吸が落ち着いていきます。
この自律神経の切り替えによってリラックスと回復が促されることが分かっています。

ストレスを感じてコルチゾールが増加するのであれば、それによって抑制されるセロトニンをなるべく多く分泌されるよう促すことが大事です。

「日光を浴びる」
日光を浴びるだけで体内ではセロトニンが分泌されます。
室内であっても、カーテンを開けて窓越しの日光浴をするだけでも効果があります。
「適度な運動」
セロトニンは運動によって活性化されます。
できれば日光が出ている時間帯で、1日15分ほどのウォーキングを楽しむといった方法が良いでしょう。
「トリプトファンを多く摂る」
セロトニンの原料となるトリプトファンを含む食材を多く摂るといいでしょう。
例えば鶏肉、大豆製品など。