こんにちは!
”福岡発”完全個室通い放題パーソナルジムCHRONICLE-JAPAN(クロニクルジャパン)難波・心斎橋店の普久原琳です。
ダイエットをしていると、「脂質は太るからできるだけ減らしたほうがいい」と考える方は少なくありません。しかし、脂質は単なるエネルギー源ではなく、身体を正常に機能させるために欠かせない重要な栄養素です。
極端に脂質を制限すると、一時的に体重が落ちることはあっても、体調を崩したり、代謝が低下したり、思うようにボディメイクが進まなくなることがあります。
今回は、脂質不足によって起こる身体の不調について詳しく解説します。
1. 脂質は身体に必要不可欠な栄養素

細胞膜の材料となり、ホルモンの合成を助け、脳や神経の働きを維持し、脂溶性ビタミンの吸収をサポートするなど、生命活動に欠かせない働きを担っています。
つまり、脂質を極端に減らすことは、身体のさまざまな機能を低下させることにつながるのです。
2. ホルモンバランスが乱れる
男性ホルモンや女性ホルモン、副腎皮質ホルモンなどは、コレステロールを材料として作られています。
脂質の摂取量が不足すると、これらのホルモンが十分に合成されず、身体にさまざまな変化が現れます。
男性ではテストステロンが低下し、筋肉がつきにくくなったり、性欲の低下や疲労感につながることがあります。
女性では月経不順や無月経、肌荒れ、冷え性などが起こるケースも少なくありません。
3. 代謝が低下し痩せにくくなる

脂質不足によってホルモン分泌が低下すると、基礎代謝も低下しやすくなります。
その結果、食事量を減らしているのに体重が落ちにくくなったり、リバウンドしやすい身体になってしまいます。
また、エネルギー不足が続くことで身体は省エネモードとなり、消費カロリーそのものを抑えようとします。
4. 肌や髪のトラブルが増える
不足すると皮脂の分泌が減少し、肌の乾燥やかゆみ、肌荒れが起こりやすくなります。
さらに髪の毛にも十分な栄養が届きにくくなり、髪が細くなる、枝毛が増える、抜け毛が増えるといった症状につながることもあります。
見た目を良くするためにダイエットをしているにもかかわらず、肌や髪の状態が悪くなってしまっては本末転倒です。
5.脂溶性ビタミンが吸収されにくくなる

脂質が不足するとこれらのビタミンの吸収率が低下し、さまざまな不調が現れます。
ビタミンAは目や皮膚の健康維持、ビタミンDは骨や筋力、免疫機能、ビタミンEは抗酸化作用、ビタミンKは血液凝固や骨の健康に関わっています。
十分な量を食べていても、脂質が不足していると身体でうまく利用できない可能性があります。
6. 集中力や気分の低下

そのため脂質不足は脳機能にも影響を及ぼします。
集中力が続かない、物忘れが増える、イライラしやすい、気分が落ち込みやすいなどの症状が現れることがあります。
特に必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸は脳の働きに重要であり、不足すると認知機能や精神面への影響も考えられます。
7. 疲れやすく回復が遅くなる
不足するとエネルギー不足になりやすく、疲れやすさを感じたり、トレーニングのパフォーマンスが低下することがあります。
さらに細胞膜の修復や炎症を抑える働きにも関わるため、筋肉の回復が遅くなり、筋肥大やコンディション維持にも悪影響を与えます。
減量中でもトレーニングの質を維持したいのであれば、必要最低限の脂質は確保することが重要です。
8. 胆汁の分泌が減り消化機能にも影響する
極端な脂質制限を続けると胆汁を分泌する機会が減少し、胆汁が胆のう内に停滞しやすくなります。
その状態が続くと胆石のリスクが高まる可能性も指摘されています。
また、脂質を急に摂取した際に消化不良を起こしやすくなることもあります。
9. 良質な脂質を適量摂取することが大切

魚に含まれるEPAやDHA、アボカド、ナッツ類、オリーブオイル、卵黄などには身体に必要な良質な脂質が含まれています。
一方で、揚げ物や加工食品に多く含まれるトランス脂肪酸や、過剰な飽和脂肪酸は摂り過ぎに注意が必要です。
ダイエット中であっても、総摂取カロリーの20〜30%程度を脂質から摂取することが一般的な目安とされています。
10. まとめ
極端な脂質制限は、ホルモンバランスの乱れ、代謝低下、肌や髪のトラブル、ビタミン不足、疲労感、集中力低下など、さまざまな不調を引き起こす可能性があります。
ダイエットやボディメイクを成功させるためには、ただ脂質を減らすのではなく、必要量をしっかり摂取しながらカロリーをコントロールすることが重要です。
健康的に引き締まった身体を目指すためにも、「脂質=悪」と考えるのではなく、身体に必要な栄養素として上手に取り入れていきましょう。