みなさんは筋肥大というとどんなイメージがありますか。

筋肉が大きくなることは理解できますが、どのように大きくなっていくか考えたことはありますか。

そこで今回は筋肥大のメカニズムを解説していきます。

筋肉が発揮できる力（筋力）は、筋肉の太さ（生理学的横断面積：PCSA、構造的横断面積：ACSA）に比例します。

それはこれまでの研究においても立証されています。アスリートと違ってボディビルダーの筋肉は、

みせかけの筋肉あるいは使えない筋肉といったイメージを抱えている人も多いようですが、

基本的に全ての筋肉は、太くなるほど強い力を発揮することができます。

ただし、筋力を競技パフォーマンスに繋げるためには、専門技術の練習によるスキルアップが必要となります。

筋肥大を誘発する5つの刺激があるのはご存知でしょうか。

これらは筋繊維の再生やタンパク質代謝に大きく関与しています。

その5つとは
①メカニカルストレス（力学的刺激）
②筋繊維の微細な損傷
③代謝環境（科学的刺激）
④酸素環境（科学的刺激）
⑤ホルモン・成長因子
になります。

これらの刺激が複雑に絡み合う複合的な効果によって、

筋肥大につながる反応が誘発されるものと考えられています。

ですので、トレーニングによってどの刺激を目指すのか、事前に狙いを定めてから実施することが望ましいです。

いかがでしたか。

簡単な解説になりましたが、これらを知っておくことでトレーニングに意図を持って取り組めるかと思います。

目的よって負荷のかけ方や回数設定等を工夫していきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。