こんにちは!
完全通い放題パーソナルジムCHRONICLE-japan天神店トレーナーのダンです!
今回は、前回の続きで筋肉の収縮に使われるエネルギーについての第二弾です!
前回紹介したATPのことについてやエネルギー代謝の過程について触れて行きたいと思います!
酵素を必要としない解糖系
食物から摂取した糖質は、血液中でグルコース(血糖)となり、
筋繊維内で筋グリコーゲンとして貯蔵される。
さらに肝臓でもグリコーゲンが貯蔵される(肝グリコーゲン)。
体内にあるこれらの糖質をエネルギー源として
ATP(アデノシン三リン酸)を再合成する経路が(解糖系)である
解糖系には酵素を必要としないエネルギー代謝の過程(無酸素系解糖系)と
酵素を使ってエネルギー代謝を行う有酸素系の経路である(酸化系)に入っていく過程がある。
まずグリコーゲンがピルビン酸という物質まで分解されると、
その過程でわずかながらATPが再合成される。
この段階までは酵素を必要とせず速やかにエネルギー代謝が進行する。
筋繊維内で筋グリコーゲンとして貯蔵される。
さらに肝臓でもグリコーゲンが貯蔵される(肝グリコーゲン)。
体内にあるこれらの糖質をエネルギー源として
ATP(アデノシン三リン酸)を再合成する経路が(解糖系)である
解糖系には酵素を必要としないエネルギー代謝の過程(無酸素系解糖系)と
酵素を使ってエネルギー代謝を行う有酸素系の経路である(酸化系)に入っていく過程がある。
まずグリコーゲンがピルビン酸という物質まで分解されると、
その過程でわずかながらATPが再合成される。
この段階までは酵素を必要とせず速やかにエネルギー代謝が進行する。
解糖系から酸化系に移行
無酸素系の解糖系において
グリコーゲンが分解されてできたピルビン酸は、
ミトコンドリア(エネルギーの合成を行う細胞小器官)に入り、
酸化系の代謝経路へと移行する。
ミトコンドリア内では
TCA回路(有酸素性エネルギー代謝の化学反応経路)が回り、
ピルビン酸は最終的に二酸化炭素まで分解される。
TCA回路で発生した水素イオンは電子伝達系に入り
この反応系が多量のATPを合成する。
エネルギー代謝系全体の反応速度は、
①解糖系、②酸化系の順になるが、酸化系は段階が多く反応が遅い分、
大量のATPを再合成する事ができる。
また、速筋線維ではピルビン酸が乳酸となり、
その乳酸が遅筋繊維のエネルギー源として再利用される。
グリコーゲンが分解されてできたピルビン酸は、
ミトコンドリア(エネルギーの合成を行う細胞小器官)に入り、
酸化系の代謝経路へと移行する。
ミトコンドリア内では
TCA回路(有酸素性エネルギー代謝の化学反応経路)が回り、
ピルビン酸は最終的に二酸化炭素まで分解される。
TCA回路で発生した水素イオンは電子伝達系に入り
この反応系が多量のATPを合成する。
エネルギー代謝系全体の反応速度は、
①解糖系、②酸化系の順になるが、酸化系は段階が多く反応が遅い分、
大量のATPを再合成する事ができる。
また、速筋線維ではピルビン酸が乳酸となり、
その乳酸が遅筋繊維のエネルギー源として再利用される。
脂質は酸化系で代謝される
脂質は脂肪酸として筋繊維に取り込まれ、
Bー酸化という過程を経てアセチルCoAとなりTCA回路の入っていく。
すなわち脂肪酸は酸化系の経路のみ代謝される。
速筋繊維では無酸素性解糖系が発達している反面、酸化系の活性は低い。
逆に遅筋繊維では酸化系が発達している反面、解糖系の活性低い性質を持っている。
ジョギングやウォーキングといったATPが緩やかに消費される低強度の運動では、
酵素を取り込みながら時間をかけてATPを再合成できるため、
酸化系のエネルギー代謝が中心となる。
Bー酸化という過程を経てアセチルCoAとなりTCA回路の入っていく。
すなわち脂肪酸は酸化系の経路のみ代謝される。
速筋繊維では無酸素性解糖系が発達している反面、酸化系の活性は低い。
逆に遅筋繊維では酸化系が発達している反面、解糖系の活性低い性質を持っている。
ジョギングやウォーキングといったATPが緩やかに消費される低強度の運動では、
酵素を取り込みながら時間をかけてATPを再合成できるため、
酸化系のエネルギー代謝が中心となる。
まとめ
今回は、エネルギー代謝について紹介して行きました!
このようにATPの再合成には、
脂肪や糖質をエネルギー源とする複雑な経路が存在します!
どのトレーニングをするかによって、エネルギー代謝が変わるという事ですね!
筋トレなどの短時間に爆発的にエネルギーを使うものは解糖系で、
有酸素運動のように緩やかにエネルギーを使うようなものは酸化系と覚えるといいですね!
このようにATPの再合成には、
脂肪や糖質をエネルギー源とする複雑な経路が存在します!
どのトレーニングをするかによって、エネルギー代謝が変わるという事ですね!
筋トレなどの短時間に爆発的にエネルギーを使うものは解糖系で、
有酸素運動のように緩やかにエネルギーを使うようなものは酸化系と覚えるといいですね!