基礎代謝」とは一般的に〝何もしなくても消費されていくエネルギー〟のことを言います。

人は生きていく上で、心拍や呼吸、体温維持などのエネルギーが必要になりますが、これは寝ているときや安静にしているときでも必要なものになります。

基礎代謝を上げるということは、何もしていないときでも消費するエネルギー量を増やすことともかんがえられますのでダイエットに非常に有効だと言われています。

この基礎代謝をあげることはダイエットだけでなくさまざまな効果が期待できますの基礎代謝を上げることのメリットについてつぎは紹介していきます！

①1日の消費カロリーが増える
運動などでも消費されますが何もしなくても消費してくれるのが基礎代謝です。基礎代謝が上がることで、ダイエット効果が期待できると言われています。
基礎代謝が上がって体温も上がると、1日の消費カロリーもアップされます。例えですが体温が1℃上がると基礎代謝は13%も増え、1日で150kcal以上消費が増える計算になります。

②血行促進効果
基礎代謝が上がると血流が良くなると言われています。
血流がよくなることでたまった疲労物質を流し、肩や腰の血流がよくなり肩コリや腰痛などの不調が改善され身体の調子よくなるとされています。

③冷え性改善や美肌効果
基礎代謝が上がると体温も上がると言われています。体温が上がると新陳代謝が活発になり、肌のターンオーバーにより美肌を作ることができるのだそう。
さらには自律神経が整いやすくなり、冷えやむくみを解消。睡眠の質もアップするという美容だけでなく健康面にも大きなメリットがあると言われています。

このようにさまざまな効果が期待されますので基礎代謝を上げる方法を次に紹介していきます！

①お風呂に浸かる
お風呂に入って血流をよくすることも、基礎代謝を上げるのに有効です。
入浴中がたくさん汗をかくので、水分補給も忘れずに行いましょう！
また、この入浴法の利点は血流の改善。1回行っただけでは効果は得られないため、習慣にすることをおすすめします。

②運動をして筋肉をつける
ランニングやウォーキング、ストレッチなど強度の低い運動でも血流が促進され基礎代謝を高めることもできますが、筋肉をつけるのに効果的なのは筋トレです。
筋トレをすることによって骨格筋を増やすことができ、基礎代謝量が高まります。
ダンベルなどの器具を使って行うこともできますが、スクワットや腕立て伏せ、腹筋など自重を用いる方法によって手軽に実施することもできます。
また最初にも説明しましたが体温が上昇すると基礎代謝量が高まることが分かっているため、有酸素運動も効果的な運動です。
骨格筋は最も消費エネルギーが高いといわれているため、基礎代謝を上げるためには筋肉量を増やすことが重要です。

③タンパク質の摂取
タンパク質を摂取することは代謝アップに繋がります。
タンパク質をしっかり摂取すると筋肉量が増え、基礎代謝量を上げると消費カロリーが増えるので、タンパク質は筋肉にとっても重要な栄養素です。このタンパク質は、日々壊されてはつくられ、新陳代謝を繰り返しています。いくら運動をしても、材料がなければ筋肉が十分につくられません。常に新陳代謝を繰り返すタンパク質のために、食事から摂取していく必要があります。
1日に必要なタンパク質を一度に摂るのではなく3食しっかり分け、かつ1食当たりのタンパク質の摂取量を20〜35gを目安にするとよいです。

基礎代謝を上げるには、筋トレや有酸素運動を行ったりバランスの取れた食生活心掛けたりしましょう。

基礎代謝について解説してきました。基礎代謝を高めることはダイエットや健康のためにはとても大切な要素になってきます。
今回紹介した基礎代謝を高める方法を日常生活に取り入れてみて下さい。いきなり運動や食事などの生活習慣を改善することが難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
基礎代謝を上げる方法としては起床時の水分摂取やストレッチなども効果的なので、取り組みやすいことから始めてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。