こんにちは!
完全通い放題パーソナルジムCHRONICLE-japan 姪浜店トレーナーの栫井(かこい)です☺︎🌹
本日は前回の呼吸の魔法①に続く「呼吸機能獲得における腰痛改善のメカニズムについて🌟」
についてお話していきます!
【①非特異的腰痛患者の状態】
画像などで疼痛の場所が特定できる腰痛を「特異的腰痛」といい
原因が定かではない物などは「非特異的腰痛」と呼ばれます。
腰痛の7-8割が「非特異的腰痛」といわれ、
前述している呼吸機能不全による脊柱の不具合や
心理的ストレスによる脳機能の不具合と考えられます。
最近の研究では、非特異的腰痛患者の横隔膜が健常者に比べ薄く
呼吸のテンポが早いこともわかっています。
また吸気の際、非特異的腰痛患者は健常者よりも
横隔膜の下降する長さが小さいことがわかっていて、
非特異的腰痛患者の横隔膜は健常者に比べて
疲労しやすいという報告もされています。
そして非特異的腰痛患者の横隔膜の下降が健常者に比べて
少ないだけではなく上肢や下肢に負荷を与えた際は,
吸気時も呼気時も横隔膜の活動域が少なくなり位置が
高くなることが示されています。
このように非特異的腰痛患者の横隔膜の機能状態は
健常者に比べ希薄で、そして四肢への負荷に対して
腹腔内圧(Intra- Abdominal Pressure)のコントロールや
腹壁との協調性を失っていることが多いです。
原因が定かではない物などは「非特異的腰痛」と呼ばれます。
腰痛の7-8割が「非特異的腰痛」といわれ、
前述している呼吸機能不全による脊柱の不具合や
心理的ストレスによる脳機能の不具合と考えられます。
最近の研究では、非特異的腰痛患者の横隔膜が健常者に比べ薄く
呼吸のテンポが早いこともわかっています。
また吸気の際、非特異的腰痛患者は健常者よりも
横隔膜の下降する長さが小さいことがわかっていて、
非特異的腰痛患者の横隔膜は健常者に比べて
疲労しやすいという報告もされています。
そして非特異的腰痛患者の横隔膜の下降が健常者に比べて
少ないだけではなく上肢や下肢に負荷を与えた際は,
吸気時も呼気時も横隔膜の活動域が少なくなり位置が
高くなることが示されています。
このように非特異的腰痛患者の横隔膜の機能状態は
健常者に比べ希薄で、そして四肢への負荷に対して
腹腔内圧(Intra- Abdominal Pressure)のコントロールや
腹壁との協調性を失っていることが多いです。
【②横隔膜と呼吸の仕組み】
(1)横隔膜の形状はドーム状であり、横隔膜の筋収縮により
このドームが下降し平らになることによって、吸気が可能となります。
呼気の際は、この横隔膜の下降により胸腔内の圧力が変化し
空気が肺胞の中に引き込まれるメカニズムです。
また、呼気の際は横隔膜が求心性の収縮により短縮しながら
下降していくのに対し吸気の際は遠心性の収縮でもって上昇し
肺に入った空気を押し出していくことで息が吐けます。
(2)横隔膜に加え、斜角筋・肋間筋・腹壁など副呼吸筋は、
胸腔と腹腔の共同作用による圧力の受け渡しを行うことができ
効果的な呼吸の「ポンプ」を作り出しています。
具体的には、横隔膜が求心性収縮をする吸気時には下降する
横隔膜に押された腹腔内の臓器などにより、腹壁の筋肉群が伸ばされ、
腹横筋などが遠心性の収縮を行うことにより腹腔内圧を保っています。
反対に、横隔膜が遠心性の収縮をする呼気時には、
腹横筋などの腹壁の筋肉群が求心性の収縮をすることで、
腹腔内の臓器を押しあげて腹腔内圧を保持しています。
つまり、胸郭内に空気が入り膨らむ吸気時には、
腹腔も同じように膨らみ呼気時には胸郭から空気が出ていくため縮み、
腹壁の求心性収縮により腹腔も同じように縮むため、
胸郭と腹腔はシンクロしながら呼吸動作を繰り返している
ということになります。
(3)ポンプは胸腔と腹腔のバランスが取れている場合問題なく
働きますが特定の疾患や疾病によって変化させられることがあります。
例えば、側弯・胸椎の後弯・肥満・喘息などです。
加えて,心理的なストレスによっても変化が起こることがわかっています。
この呼吸のポンプ機能の変化とは、運動制御・姿勢維持・呼吸機能に欠かせない
横隔膜を始め、腹横筋や骨盤底筋群の機能が低下することを意味しており
このポンプ機能の低下は、腰痛や腰部の怪我に繋がる事がわかります。
このドームが下降し平らになることによって、吸気が可能となります。
呼気の際は、この横隔膜の下降により胸腔内の圧力が変化し
空気が肺胞の中に引き込まれるメカニズムです。
また、呼気の際は横隔膜が求心性の収縮により短縮しながら
下降していくのに対し吸気の際は遠心性の収縮でもって上昇し
肺に入った空気を押し出していくことで息が吐けます。
(2)横隔膜に加え、斜角筋・肋間筋・腹壁など副呼吸筋は、
胸腔と腹腔の共同作用による圧力の受け渡しを行うことができ
効果的な呼吸の「ポンプ」を作り出しています。
具体的には、横隔膜が求心性収縮をする吸気時には下降する
横隔膜に押された腹腔内の臓器などにより、腹壁の筋肉群が伸ばされ、
腹横筋などが遠心性の収縮を行うことにより腹腔内圧を保っています。
反対に、横隔膜が遠心性の収縮をする呼気時には、
腹横筋などの腹壁の筋肉群が求心性の収縮をすることで、
腹腔内の臓器を押しあげて腹腔内圧を保持しています。
つまり、胸郭内に空気が入り膨らむ吸気時には、
腹腔も同じように膨らみ呼気時には胸郭から空気が出ていくため縮み、
腹壁の求心性収縮により腹腔も同じように縮むため、
胸郭と腹腔はシンクロしながら呼吸動作を繰り返している
ということになります。
(3)ポンプは胸腔と腹腔のバランスが取れている場合問題なく
働きますが特定の疾患や疾病によって変化させられることがあります。
例えば、側弯・胸椎の後弯・肥満・喘息などです。
加えて,心理的なストレスによっても変化が起こることがわかっています。
この呼吸のポンプ機能の変化とは、運動制御・姿勢維持・呼吸機能に欠かせない
横隔膜を始め、腹横筋や骨盤底筋群の機能が低下することを意味しており
このポンプ機能の低下は、腰痛や腰部の怪我に繋がる事がわかります。
【③腰痛改善には??】
呼吸機能の獲得により、身体の四方向(前面、後面、側面、回旋)で
自然コルセットができ腰椎に安定性が生まれ姿勢の安定化
つまりは非特異的腰痛改善に繋がるのです。
自然コルセットができ腰椎に安定性が生まれ姿勢の安定化
つまりは非特異的腰痛改善に繋がるのです。
終わりに🌹
呼吸の機能の改善は精神面・身体面に多大なる影響があります。
非特異的腰痛患者に対しても呼吸を取り入れたトレーニングを実施した際
腰痛も減少しましたが、腰椎の安定筋である横隔膜・腹横筋
そして腰部多裂筋が厚くなったとの報告もあるのです。
「呼吸の重要性」侮れませんね☺︎✨
最後までお読みいただきありがとうございました。
非特異的腰痛患者に対しても呼吸を取り入れたトレーニングを実施した際
腰痛も減少しましたが、腰椎の安定筋である横隔膜・腹横筋
そして腰部多裂筋が厚くなったとの報告もあるのです。
「呼吸の重要性」侮れませんね☺︎✨
最後までお読みいただきありがとうございました。