カプサイシンは、舌の痛覚神経を刺激することで辛味として作用します。
主に、とうがらしの胎座（ヘタの部分）や種の部分に含まれており、
果実が小さい品種ほどカプサイシンが多く含まれています。

油やお酢、お酒には溶け出しやすいですが、
水には溶け出しにくいという性質があります。

◎肥満を予防
カプサイシンには副腎皮質にアドレナリンを出すよう
指示する働きがあります。
アドレナリンが分泌されると脂肪分解酵素リパーゼが活性化され、
脂肪が燃焼されされることにより体脂肪が溜まりにくくなります。　　

◎血流改善
カプサイシンには、エネルギーの代謝を活発にさせることで体を温め、
血流を改善する効果があります。
血行が良くなると、栄養素がすみずみにまで行き渡り
老廃物が溜まりにくくなるため、健康な体を維持することができます。

◎食欲増進
カプサイシンがもたらす辛味は、舌や胃を適度に刺激するため
唾液や胃液の分泌を活発にさせます。
カプサイシンにはこの働きにより、食欲を増進させる効果があります。

◎胃粘膜保護による胃潰瘍の予防
感覚神経を介すことで胃酸の分泌を抑制し、胃粘膜の保護作用が得られます。
ただし、大量摂取すると保護作用がなくなるので注意が必要⚠️

◎便秘解消
カプサイシンには整腸効果があり、便を排出するために必要な蠕動運動を
促進することによって排便が誘発され、便秘解消にも役立ってくれます。

カプサイシンには、体脂肪を燃焼させてエネルギー消費を促すことにより
肥満防止の効果があったり、胃腸を健康にしたりと、美容と健康に関して
嬉しい効果が沢山あります。

しかし、これはあくまでも適量であることが大前提です。
過剰摂取には注意しながら、
日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか？

最後までお読みいただきありがとうございました！
次回もおたのしみに💫

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