こんにちは!
”福岡初”の完全個室通い放題パーソナルジム
CHRONICLE-japan(クロニクルジャパン)大阪心斎橋店トレーナーのしんてぃこと清水新太です。
今回は人体において最大であり、最重要な股関節についてお話ししていきます。スポーツや格闘技など力を発揮するために必要な機能はもちろんですが、歩行などの日常動作にも深く関わる関節です。多くの人が知っておいて損はない内容となっておりますので是非最後までご一読ください。
随時、初回体験とパーソナルトレーニングの受付しております。
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1.股関節の構造
この関節が発揮する力は非常に大きく、可動域・運動の自由度から見ても全身運動の起点であり、まさにエネルギーの発生源となる関節です。
股関節はボール&ソケット型関節とも呼ばれ、大腿骨頭(ボール)と骨盤の臼蓋(ソケット)との間に形成される球関節の構造をしています。
同じ球関節である肩関節との違いは骨同士のはまり込みが深く骨盤側の骨(臼蓋)が大体骨頭をしっかりと包み込み関節の安定性を保っているところにあります。
【靭帯】
股関節の安定性を保つ大きな靭帯として
・腸骨大腿靭帯
・大腿骨頭靭帯
・恥骨大腿靭帯
が挙げられます。
【筋肉】
股関節を可動する大きな筋肉として
・腸腰筋
・大臀筋
・外転筋群(中臀筋、小臀筋)
・内転筋群(長内転筋、大内転筋、短内転筋、薄筋、恥骨筋)
が挙げられます。
2.股関節の機能
(ここでの説明は立位での運動で表します)
・屈曲
→膝を上に引き上げる動作
・伸展
→膝を後ろ方向に伸ばす動作
・外転
→足を外側へ上げる動作
・内転
→足を内側へ伸ばす動作
・外旋
→足を外側へひねる動作
・内旋
→足を内側へひねる動作
人は股関節のこれらの多岐に渡る作用により
歩く、しゃがむ、跳ぶなどの様々な動きを可能としています。
3.股関節のリスク
大腿骨には骨頭と骨幹との間に長い頸部が存在しており、これによりはまり込みの深い球関節であっても様々な動きを可能としています。
その反面、頸部は力学的なストレスにさらされる場面も多く、大腿骨頸部骨折は高齢者三大骨折の一つとしても挙げられるほどです。
加えて一度骨折すると(骨折のレベル、骨折の部位にもよるが)骨接合が困難、もしくは不可能な部位でもあり、高齢者は寝たきりを余儀なくされるケースも多く見られます。
これがきっかけとなり全身の筋力の低下、全身の骨の強度の低下、生活の質の低下から身体の活力を失うことへと繋がります。
4.将来怪我をしないために股関節を使った歩行ができるトレーニングを
腸腰筋は股関節を跨ぎ大腿骨と背骨を繋ぐ筋肉で、直立姿勢を保持する際、また太ももを引き上げる際に働きます。
つまり歩行の際にしっかりと足を引き上げるために非常に重要な筋肉だと言えます。
腸腰筋が弱くなると足を十分な高さまで引き上げることができず、つま先も下がり"すり足"歩行のようになります。
そうするとつまずき、転倒→骨折へ連鎖していきます。
腸腰筋をしっかりと鍛えることは転倒リスクの予防、加えて腰痛の予防・改善にも役立ちます。
5.まとめ
付随して周りにある靭帯、筋肉というものも日常動作に大変多く関わるものも多く、それに反して多くの人が上手く使えていない、弱まっている部位でもあります。
今回具体的なトレーニング方法などは挙げていませんが、次回記事にて解説いたします。