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膝関節を知ろう〜半月板編〜

膝関節を知ろう〜半月板編〜

こんにちは!

”福岡初”の完全個室通い放題パーソナルジム

CHRONICLE-japan(クロニクルジャパン)大阪心斎橋店トレーナーのシンティこと清水新太です!

今回は、半月板についてのお話し。膝関節は人体において最も大きな関節です。未来の自分の身体のためにもしっかり知っておきましょう。

随時、初回体験とパーソナルトレーニングの受付しております。
↓HPよりお問合せください↓

https://chronicle-japan.jp

1.半月板とは

半月板の役割

半月板は膝関節の大腿骨と呼ばれる太ももの骨と
脛骨と呼ばれるすねの骨の間にある軟骨の一種。
膝にかかる負荷を分散/伝達させる役割。
膝へ圧迫力が加わった時(加重位)に半月板は形状を変え、
効率的な負荷の分散と伝達を行う。
また、大腿骨と脛骨の不揃いな設置面を一致させ(安定化)、
関節をスムーズに動かす(潤滑作用)手助けをしている。

半月板の解剖

半月板には内側と外側が存在し、内側半月板はC型をしており、
外側より厚く大きい形をしている。外側半月板はO型をしており、
内側半月板に対して大きさや形や厚みに個体差がある。

2.半月板損傷の分類と症状

半月板の損傷には
・縦断裂
・横断裂
・水平断裂
・フラップ状断裂
・バケツ柄状断裂
がある。
膝に強い衝撃が加わったり捻ったりした時に
半月板に亀裂が入ると半月板損傷となる。
半月板は加齢とともに機能が低下し、
半月板がすり減って膝の痛みの原因となることもある。
膝関節を曲げる時(屈曲)、脛骨は大腿骨に対し
前方へ滑るような運動をする。
この滑り運動幅が狭いと大腿骨と脛骨の衝突が生じるため、
断裂の可能性が上がる。
この滑り運動の発生比率には内外側において大きな違いがあり、
内側は約1:1、外側は約1:4となっている。
したがって、運動幅の狭い内側半月板において
損傷の発生率は外側よりも多くなっている。
症状としては
・膝の曲げ伸ばしでの痛み
・膝の曲げ伸ばしでの異音
・膝に引っかかるような感覚がある
などがあげられる。
ひどい場合損傷した半月板が関節の隙間に挟まる
「ロッキング」と呼ばれる症状を引き起こすこともある。

3.半月板の治療法

半月板をさらに細かく分けると半月板の外側(red-red領域)と
内側(red-white領域)とさらにその間の中間(white-white領域)
に分類できる。これは神経・血管の発達領域にて分類されている。
red=血行とするとイメージしやすい。成人であれば神経・
血管の発達領域は10~25%にしかない。
つまり半月板の損傷(断裂)の予後、
内側(white-white領域)に近いほど改善率は下がる。
したがって、半月板の治療において血流が多い辺縁の損傷には
保存治療または半月板縫合術を施す。
血流がなく自然治癒が難しい部位には
半月板を切除する手術が適応される。
ただ、半月板を切除すると関節の摩耗が促進するため、
自然治癒しない領域の損傷においても半月板縫合術が選択されることが増えている。
関節の摩耗は後に変性膝関節症へとつながるため、
世界的になるべく半月板は温存しようという傾向にあるが、
未だ半月板手術の全体の3割程度にとどまっている。
縫合と切除どちらにおいても治療後に再断裂のリスクや軟骨の摩耗があるため、
リハビリテーションをしっかり行うことが大事である。

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