高い栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品で、またはある一部の栄養素、健康成分が突出して多く含まれる食品であります。
　一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在であり、料理の食材としての用途と健康食品としての用途を合わせ持っています。
　スーパーフードの持つ効果は、抗酸化作用や免疫力の向上、血糖値の安定、脳機能の改善、ダイエット効果など多くの健康効果が期待できます。

　スーパーフードの起源は、1980年代にアメリカやカナダの医師や専門家の間で有効成分を多く含む食品に対してスーパーフードという言葉が使われ始めましたが、スーパーフードと聞くと近年話題のアサイーやチアシードといったものを想像すると思います。実は日本食にもスーパーフードフードがあったので紹介していこうと思います。

・発酵食品
　納豆や味噌、甘酒など日本には古くから食べ続けられている発酵食品。栄養素の吸収率アップや腸内環境を整えたり、免疫力の向上、アンチエイジング効果が期待できます。

・お茶類
　お茶には、がん予防、糖尿病改善、コレステロールの低下、虫歯予防、口臭予防など多くの効果があります。タニシンやカテキンのほか、整腸作用があるといわれている食物繊維、美容や風邪予防に効果のあるビタミンを含むなど、様々な成分が相乗的に働き、健康増進に大いに力を発揮することが期待できます。

・海藻類
　海藻類は、カルシウム、鉄、亜鉛などミネラルが豊富に含まれています。ミネラルは、骨や歯を強くしたり貧血の予防に効果的です。ヨウ素は、身体に必要なミネラルでヨウ素が不足すると甲状腺機能の低下など、健康問題を引き起こす可能性があります。また、海藻類にはビタミンが豊富に含まれていて皮膚や粘膜を健康に保つ効果や、風邪の予防、老化防止などの効果が期待できます。

　健康効果の高いスーパーフードですが、むやみに取り入れたからといってすぐに健康になれるものではありません。
　スーパーフードには、ビタミン、ミネラル、必須アミノ酸、必須脂肪酸、食物繊維など身体に必要な栄養素が豊富に含まれていますが、これらは主に身体の調子を整えるものであります。身体における最も重要な役割をするのは、三大栄養素である炭水化物、タンパク質、脂質であります。この三大栄養素が含まれる食材をスーパーフードだけで補うのは非常に困難です。1日の栄養バランスをしっかりと摂取し、不足している栄養を補うための補助的な食品としてスーパーフードを取り入れてみましょう。
　まずは身近なものから、スーパーフードを食事に取り入れて健康的な身体を手に入れましょう！

　私自身ボディメイクを始めてから、納豆を食べるようになりましたが非常に腸内環境がよくお腹を壊すことがほとんどなくなりました。また、ダイエットなどでは腸内環境が良くないとしっかりと消化吸収されないため成功に結びつけるのが難しくなってきます。そのため、手軽にタンパク質も取れ腸内環境も整えてくれる納豆を毎日食べてみてはいかがでしょうか？