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胸郭出口症候群について

胸郭出口症候群について

こんにちは!

”福岡発”の完全個室パーソナルジムCHRONICLE -JAPAN(クロニクルジャパン)大阪心斎橋店のりん肉マンこと普久原琳です。

 今回は、胸郭出口症候群という病気についてご紹介していきたいと思います!胸郭出口症候群という言葉は聞き覚えのない言葉だと思いますが、意外と身近にある病気の一つです。最近だとボディビルダーでタレントの横川尚隆さんを自身のYouTubeで胸郭出口症候群を発症したという動画をあげていました!そんな胸郭出口症候群は、どのような原因で発症したり、どのような人が発症するのか解説していきたいと思います!

1.胸郭出口症候群とは?

 胸郭出口とは首と胸の間にある通路のことで、脳から伸びている神経が頚椎から肋骨と鎖骨の間を抜け、脇の下を通り腕に伸びています。この神経の腕神経叢といい、動きの中で首から脇に抜ける神経や血管(鎖骨可動脈)が圧迫され手の痺れや、腕のだるさなどの感覚障害があります。また、握力の低下や細かい動作がしにくくなる運動障害などの症状があります。

・斜角筋症候群
 斜角筋症候群とは前斜角筋か中斜角筋、またはその両方が過緊張したことにより、斜角筋隙を通る神経や血管の圧迫により発症します。原因の1つととしてイカリ肩があり、その姿勢は斜角筋が緊張してしまうため斜角筋が張り斜角隙が挟まり痛みが生じます。

・肋鎖症候群
 肋鎖症候群とは、肋骨と鎖骨の間にある肋鎖間隙というトンネルが挟まることで発症すると言われています。肋鎖症候群は、本来存在するはずのない肋骨と鎖骨の間にあらわれる「頚肋」という先天的な肋骨の奇形や、なで肩により鎖骨が下がってしまうことで痛みが出ることが主な原因とされています。

・小胸筋症候群(過外転症候群)
 小胸筋症候群とは、肋骨から肩甲骨の烏口突起についている小胸筋という筋肉と、烏口鎖骨靱帯の間にある小胸筋下間隙というトンネルが狭くなることで発症すると言われています。腕を上げるオーバーヘッドの動作や、なで肩や巻き肩などが小胸筋症候群を誘発しやすいと言われています。

上記の3つ、斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群をまとめた病名を胸郭出口症候群と言います。

2.発症しやすい人

 胸郭出口症候群の原因となる人の動作のシチュエーションとして、洗濯物を干すなどの腕を上げて行う動作や重たいものを持ち上げる動作の繰り返し行うなどがあげられます。これらの動作は、特定の部位に過度なストレスや圧力がかかり、それが神経や血管を圧迫し引き起こすことが多いです。また、長時間のデスクワークでの不良姿勢や睡眠不足やストレスにより発症する可能性をあります。
 胸郭出口症候群は、スポーツでも原因が多く野球での投球動作やバドミントンやテニスでのラケットを振る動作、剣道ど竹刀を上下に振る動作、水泳など上肢を使う競技を行うアスリートや学生に多く見られます。不良姿勢や日常動作の癖などで発症する可能性が高いため、フォームがしっかりできていないのに悪いフォームのまま、その動作を繰り返し行うことやケア不足などで起こるため上肢や肩の痛み、しびれ、違和感のある場合は胸郭出口症候群の可能性があるため注意が必要です。
 また、筋トレをする際に高重力を扱うベンチプレスやショルダープレスなどは、しっかりとしたフォームを身につけ準備運動をしっかり行うことや自分に見合った重量で行いましょう。

3.予防策

胸郭出口症候群を予防するために、日常的に肩や腕に負担のかからない生活を送るようにすることを心がけましょう。重たい物を持ち上げたり、リュックサックやショルダーバッグなど肩に負担のかかる鞄などは避けましょう。デスクワークなど長時間の不良姿勢を感じた場合、休息を取りストレッチやマッサージを行いましょう。また、固まりやすい小胸筋や斜角金、鎖骨下筋のリリースを行い固まるのを防ぐようにしましょう。万が一、痛みやしびれ、違和感を感じた場合は病院で診察を行いましょう。

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