BLOG ブログ

今すぐ「初回体験」に申し込む
トレンデレンブルグ徴候・歩行について

トレンデレンブルグ徴候・歩行について

こんにちは!

”福岡発”完全個室通い放題パーソナルジムCHRONICLE-JAPAN(クロニクルジャパン)大阪心斎橋店のりん肉マンこと普久原琳です。

みなさんはトレンデレンブルグ徴候という言葉を聞いたことがありますか?聞き馴染みのない言葉ですが、実は身近な人がトレンデレンブルグ徴候という現象に陥っています。

トレンデレンブルグ徴候の原因と改善について書いたので是非読んでみてください!

1.トレンデレンブルグ徴候・歩行とは?

 トレンデレンブルグ徴候とは、患側下肢(病気または怪我をしている脚)が片足立位時に骨盤を水平位に保つことができず、浮いている脚(遊脚側下肢)の骨盤が落ちてしまう現象です。

 トレンデレンブルグ歩行とは、中殿筋や小殿筋の下肢の外転筋の筋力の低下によって起こる異常な歩行のことです。アヒル歩行とも呼ばれています。

デュシェンヌ徴候

 また、トレンデレンブルグ徴候とは反対に遊脚時の骨盤が挙上し、上半身が立脚側へ傾いている状態のことを「デュシェンヌ徴候」と言います。

 デュシェンヌ徴候の原因は、基本的にはトレンデレンブルグ徴候と同様で股関節外転筋の低下によるものです。

原因が同じでも現象は異なり、股関節外転筋の緊張による骨盤の水平位保持の場合は体重の3倍以上の圧がかかると言われています。ですが股関節上に体重をかけると、片方の脚の重さを引いた力しか股関節にかかりません。

 つまりデュシェンヌ歩行は、外転筋の機能低下を補うために外転筋の圧を減らすための代償動作として立脚側へ体幹が傾く現象が起こっています。

2.原因

 トレンデレンブルグ徴候の原因として、1でも説明したように中殿筋を主体とした股関節外転筋群の機能低下や麻痺が挙げられます。

股関節外転筋の機能低下は、先天性股関節脱臼で生まれつき大腿骨頭が外れていて筋力が低下している人に見られます。

 また股関節外転筋は骨盤の安定性を維持し、 膝関節の適切な位置をサポートしたり、骨盤が不安定になることで姿勢の乱れを引き起こしていきます。そのため股関節外転筋が低下してしまうと、変形性股関節症や膝痛や腰痛の原因にもなる可能性がありま

3.改善方法

トレンデレンブルグ徴候・歩行を改善するには、股関節外転筋のトレーニングを行うと改善が見られると思います。

主に中殿筋や大殿筋のトレーニングが必要になるため、そのエクササイズを紹介していきたいと思います。

クラムシェル

側臥位になり膝を90度ほど曲げ、骨盤をしっかり固定します。上から見て頭と足が一直線になる姿勢をとりましょう。

姿勢がしっかり取れたらお尻の横を意識しながら膝を開いていきます。下ろす時はゆっくり耐えながら降ろしていきましょう。

これを繰り返し行います。

サイドウォークwithバンド

バンドを膝上につけ、肩幅より少し脚を広げて立ちます。この時背筋をしっかり真っ直ぐに保ちましょう。

膝を軽く曲げてお尻を後ろに引きます。
その姿勢が作れたら左右に移動しましょう。

これを繰り返し行います。

4.まとめ

 トレンデレンブルグ徴候やデュシェンヌ徴候は様々な怪我につながりやすい現象なため、心当たりのある方は紹介したエクササイズを取り入れてみましょう。

股関節周りの筋肉がしっかりと働けば、怪我をを予防できたりパフォーマンスアップなどにも繋がります!

しっかり改善に繋げていきましょう!

CONTACT お問い合わせ

体験+施設見学も可能です!
ご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。