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変形性股関節症の基礎知識

変形性股関節症の基礎知識

こんにちは!

”福岡初”の完全個室通い放題パーソナルジム

CHRONICLE-japan(クロニクルジャパン)天神店トレーナーの原田です。

今回は、変形性股関節症についてのお話しをさせていただきます!

変形初期の段階だと、「立ち上がりの時に股関節が痛い」「歩き始めに脚の付け根が痛い」「股関節を深く曲げると痛い」などの訴えが特徴ですので、そのようなクライアントがいる場合は、変形性股関節症の可能性も考慮していきましょう!

 

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1.変形性股関節症とは

変形性股関節症とは、寛骨臼と大腿骨頭の関節軟骨が摩耗し、軟骨および骨に変形や増殖が生じる疾患です。
病期によって、骨硬化や関節裂隙の狭小化、骨棘形成や大腿骨頭の扁平化などがみられます。
病期は変形の度合いによって、「前期」「初期」「進行期」「未期」に分かれ、画像評価をもとに病期分類されます。一般的に、前期と初期では関節可動域制限は少ないと言われ、進行期になると股関節の可動域制限が著明になることが多いのが特徴の一つです。ただし、後ほど詳しくご説明しますが、日本人の変形性股関節症の多くは二次性なので、前期や無症状の段階でも、股関節の伸展可動域が低下しているケースが多くみられます。

2.変形性股関節症の原因

日本人における変形性股関節症の多くは二次性のもので、大半は臼蓋形成不全からの発症です。

変形性関節症の一次性と二次性の違い
一次性の変形性関節症とは、明確な原因がないということです。例えば、加齢変化や肥満、筋力低下などによって生じる変形を指します。
変形性膝関節症では多くが一次性のものです
二次性の変形性関節症とは、明確な原因があるということです。例えば、股関節の場合は先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全がもともとあり、その後変形性股関節症に進行していくケースが日本では大半を占めます。
※臼蓋形成不全臼蓋(骨盤側の屋根部分)の発育が不十分なため、大腿骨頭への被りが浅い状態。

このように、日本人においては二次性変形性股関節症が約80%ともいわれています。
日蓋形成不全があるということは、骨盤側の屋根が浅く、大腿骨頭の被覆率が低下して股関節は不安定になってしまうため、骨盤を前傾させて被覆率を高めようとします。
骨盤が適切に後傾できないと股関節は伸展できないので、股関節の伸展可動域は低下してしまいます。

3.変形性関節症の方のエクササイズ

変形性股関節症の方では骨性の安定性が低下しています
股関節の周囲の筋肉を軽く鍛える運動がすすめられます。
具体的には水中ウォーキング、ウォーキング、サイクリングなどです。
慣れてきたら運動の強度を徐々に上げていき,股関節周囲の筋のエクササイズをすることが重要です!

まとめ

今回は、変形性股関節症の基礎知識についてお話いたしました。
変形性股関節症の方の多くは、ある程度生活に不自由が生じたり、痛みが強くなったりする40歳代~50歳代になってから初めて医療機関に行くことが多いといわれています。

そのタイミングでは、ある程度変形が進行しているケースもありますので、20~30代のクライアントをみていて、先天性股関節脱臼の既往歴がある場合や、臼蓋形成不全が疑わしければ、股関節の過度なストレッチを避けるとともに、股関節周囲のエクササイズを行い、予防に努めていきましょう!

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