こんにちは!
”福岡発”完全個室通い放題パーソナルジムCHRONICLE-JAPAN(クロニクルジャパン)大阪心斎橋店のしんてぃこと清水新太です。
今回は足首に存在する脂肪組織
「ケーラー脂肪体」について。
足首の可動域制限にも影響する組織なのでトレーニーなども知っておくべき知識のひとつです。
その機能や役割について見ていきましょう!
1.ケーラー脂肪体(Kager’s fat pad)とは
ケーラー脂肪体は、アキレス腱の深部から長母趾屈筋の表層、踵骨近位部の隙間に存在しています。
分かりやすく言うとくるぶしの後ろを左右から指でつまんだ場所。
画像の黒く表されている場所、アキレス腱の内側あたりに存在します。
分かりやすく言うとくるぶしの後ろを左右から指でつまんだ場所。
画像の黒く表されている場所、アキレス腱の内側あたりに存在します。
2.役割と機能不全
ケーラー脂肪体は、関節運動に伴いその形状を変化させることで、組織間での滑走性の促進および摩擦の緩衝に作用しています。
スムーズな足首の動きのための潤滑油のような役割と
足首のクッションとしての機能を備えていることが分かっています。
ケーラー脂肪体が凝り固まる原因は
怪我や手術による長期間の足関節の固定によるものやヒールなど日常生活において足関節底屈の姿勢を保持することが多いことなどがあげられます。
通常、歩行時の足関節は背屈(足首を曲げる動き)と底屈(足首を伸ばす動き)を繰り返しますが、ヒールなどは足首を底屈した状態が保持されるため足関節の動きが制限され脂肪体の凝りに繋がります。
ケーラー脂肪体が凝り固まることによりさらに足関節の動きは出なくなり、背屈可動域制限へと繋がる悪循環が生まれます。
スムーズな足首の動きのための潤滑油のような役割と
足首のクッションとしての機能を備えていることが分かっています。
ケーラー脂肪体が凝り固まる原因は
怪我や手術による長期間の足関節の固定によるものやヒールなど日常生活において足関節底屈の姿勢を保持することが多いことなどがあげられます。
通常、歩行時の足関節は背屈(足首を曲げる動き)と底屈(足首を伸ばす動き)を繰り返しますが、ヒールなどは足首を底屈した状態が保持されるため足関節の動きが制限され脂肪体の凝りに繋がります。
ケーラー脂肪体が凝り固まることによりさらに足関節の動きは出なくなり、背屈可動域制限へと繋がる悪循環が生まれます。
3.ケーラー脂肪体拘縮のチェックリスト
・足首を動かすとつまり感がある
・つまむと痛みがある
・歩き始めに足首に痛みがある
上記のチェックリストに該当する人は、ケーラー脂肪体の拘縮の可能性があります。
足関節の可動域制限や痛みの原因が必ずしも「ケーラー脂肪体が凝り固まっていること」だけではないですが、原因の1つであることは間違い無いでしょう。
また、足関節が硬い→ケーラー脂肪体が固まってしまっている
という逆説的な可能性も考えられます。
実際に、足関節最大背屈角度とケーラー脂肪体の移動量との間には強い相関関係があるという研究結果も出ています。
・つまむと痛みがある
・歩き始めに足首に痛みがある
上記のチェックリストに該当する人は、ケーラー脂肪体の拘縮の可能性があります。
足関節の可動域制限や痛みの原因が必ずしも「ケーラー脂肪体が凝り固まっていること」だけではないですが、原因の1つであることは間違い無いでしょう。
また、足関節が硬い→ケーラー脂肪体が固まってしまっている
という逆説的な可能性も考えられます。
実際に、足関節最大背屈角度とケーラー脂肪体の移動量との間には強い相関関係があるという研究結果も出ています。
4.ケーラー脂肪体をほぐす
【3】の内容からも足関節可動域とケーラー脂肪体には強い関わりがあり、足関節可動域改善の1つの方法としてケーラー脂肪体をほぐすことの優位性が分かります。
おすすめの方法としては
・ケーラー脂肪体を左右両側から指でつまんだ状態だ足関節の曲げ伸ばしを行う。(お風呂に浸かり温めながら行うとさらに効果的)
割と即効性があり脂肪体がほぐれるのが分かる人もいるかと思います。
トレーニングやスポーツの場面においても足関節の可動域制限がパフォーマンスを下げている人も多くいるかと思います。
ぜひご自分の関節の動きを確認して、硬い場合は脂肪体をほぐしてみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
おすすめの方法としては
・ケーラー脂肪体を左右両側から指でつまんだ状態だ足関節の曲げ伸ばしを行う。(お風呂に浸かり温めながら行うとさらに効果的)
割と即効性があり脂肪体がほぐれるのが分かる人もいるかと思います。
トレーニングやスポーツの場面においても足関節の可動域制限がパフォーマンスを下げている人も多くいるかと思います。
ぜひご自分の関節の動きを確認して、硬い場合は脂肪体をほぐしてみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。