こんにちは!
”福岡初”の完全個室通い放題パーソナルジム
CHRONICLE-japan(クロニクルジャパン)天神店トレーナーの原田です。
トレーニング指導の現場でも、呼吸についてお伝えする機会は数多くあります。
人間が生きていく上で呼吸が必要な事は言うまでもありません。しかし意外に見過ごされているのが呼吸法です。気づいたら口がポカンと開いた状態で呼吸をしている・・・という人 は意外と多いのではないのでしょうか。
今回の記事では鼻呼吸できるように注意するだけで、得られるメリットについてお話しさせていただきます。
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1.鼻呼吸で得られるメリットについて
今回は鼻呼吸で得られる2つのメリットについて解説いたします。
2.鼻呼吸のメリット①:免疫機能の向上
さらに奥に進むと鼻汁が待ち構えています。鼻汁に絡めとられた異物は線毛によって鼻の外へと排出されます。鼻汁は異物の除去だけではなく加湿にも使われますが、その分泌量は1日1リットルにも及ぶそうです。これらの防御システムに加え、細胞同士が密着して異物の侵入を防ぐ、タイトジャンクション機能も免疫機能の向上に役立っています。ただ、喫煙によってタイトジャンクションが弛むという報告もあるので、免疫機能の低下は喫煙のデメリットの1つですね。2つ目の防御システムが、白血球と常在菌です。鼻腔の奥にある上咽頭という部分には、異物除去に活躍するM細胞や、貪食した異物をリンパ球に教える樹状細胞といった、白血球が存在しています。上咽頭はウイルスや細菌が溜まりやすい場所なので、インフルエンザの検査では上咽頭部分をグリグリして検体を採取するんですね。あのグリグリされる時の恐怖は忘れられません・・・。さて、鼻腔には白血球だけではなく、他にも表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌といった常在菌がいて、他の菌が生着しないように侵入を阻んでくれています。これらの防御システムが口呼吸では得られないので、口呼吸の方が鼻呼吸に比べて風邪をひきやすくなると考えられますね。
3.鼻呼吸のメリット②:換気効率が良くなる
例:どちらの方が換気効率が良いでしょうか?
①1回換気量:250ml、呼吸数/分:20回
②1回換気量:500ml、呼吸数/分:10回
一見すると1分間の換気量は同じになりそうですが、実は全然違うんです。
①(換気量250ml-解剖学的死腔150ml)×呼吸20回=2,000ml
② (換気量500ml-解剖学的死腔150ml)×呼吸10回=3,500ml
なんとたった1分間で1,500mlもの差が出てしまいます。
健常人であればここまでの差はないかと思いますが、口呼吸では気道抵抗が少ないため浅く速い呼吸になりやすいため、大なり小なり同様の現象が起こりますので、1回あたりの呼吸の効率を考えても、鼻呼吸がいかに優れているのかが分かります。
4.まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!