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回旋筋健板とは?(ローテーターカフ)

回旋筋健板とは?(ローテーターカフ)

こんにちは!

”福岡初”の完全個室通い放題パーソナルジム

CHRONICLE-japan(クロニクルジャパン)大阪心斎橋店トレーナーのりん肉マンこと普久原琳です。

今回は、肩関節の構造についてお話ししていきたいと思います!

随時、初回体験とパーソナルトレーニングの受付しております。
↓HPよりお問合せください↓

https://chronicle-japan.jp

1.回旋筋健板の解剖学

棘上筋

起始•••肩甲骨の棘上窩
停止•••上腕骨の大結節上部、肩関節包
作用•••肩関節外転、外旋(後部繊維)、内旋(前部繊維)

棘下筋

起始•••肩甲骨の棘下窩
停止•••上腕骨の大結節中部、肩関節包
作用•••上部は肩関節外旋と外転、下部は肩関節外旋と内転

小円筋

起始•••肩甲骨後面の外側縁
停止•••上腕骨の大結節下部、肩関節包
作用•••肩関節外旋

肩甲下筋

起始•••肩甲骨の前面、肩甲下窩
停止•••上腕骨の小結節
停止•••肩関節内旋、水平内転


これら4つの筋肉の総称を回旋筋健板(ローテーターカフ)といい、肩関節のインナーマッスルのことを言います。

2.ローテーターカフの役割

 ローテーターカフは、肩関節が動くときの安定化機構として、関節窩に上腕骨を押し付けて関節を安定させる役割があります。回旋筋健板というインナーマッスルが機能をすることで、アウターマッスルが効率よく働くことができます。つまり、ローテーターカフが機能することによってスムーズな関節運動につながるということです。

3.肩関節におけるフォースカップル作用とは?

 フォースカップル作用とは、肩関節でいうと肩甲上腕関節における三角筋と棘上筋の協調性を言います。
 フォースカップルとは2つ以上の筋肉が対となり、同時に反対方向の力を生む際に生じる対の力のことを言います。


 肩関節外転の際、肩甲骨上方回旋2:1の割合で動く、肩甲上腕リズムという動きをします。要するに、上腕を180度外転させると肩甲骨は90度回るということで、この動きの際にフォースカップルが働きますが外転時にアウターマッスルの三角筋のみが働いてしまうと、上腕骨は上方に突き上げられ、肩関節のインピンジメントや怪我に繋がります。そこで、インナーマッスルの棘上筋が同時に働くと、骨頭を関節窩に押し寄せながら三角筋との筋緊張がバランスをとり、スムーズに肩関節の外転ができるようになります。
 
 アウターマッスルの三角筋ばかりをトレーニングしてしまうと、インナーマッスルの棘上筋とのバランスが乱れ、フォースカップルに影響が出ます。そこで肩甲上腕リズムが乱れ怪我に繋がってしまうのです。


 肩のトレーニングの際は、三角筋に注目しがちですが回旋筋健板インナーマッスルにも目を向け、しっかりとアップや準備運動を行い怪我を予防しながら楽しくトレーニングを行いましょう!

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